消費者向けタブレットは、機能の点で、ビジネスにとって得るものが少ない割に、総所有コストが高すぎます。一方、高額な超高堅牢タブレットは、不要な機能が多すぎるのに対し、消費者向けデバイスとしての外見の魅力がほとんどないか、まったくありません。ET50/ET55は、ニーズに最適な機能を必要なものだけ選べる柔軟性が得られ、消費者向けのスタイルを損なうことなく現場の生産性を高める、まさに待望の製品です。
ニーズに最適なオペレーティングシステムやディスプレイサイズを選択できるだけではなく、ET50/ET55の比類のないアクセサリエコシステムにより、ぴったりのアクセサリを選択してバッテリ寿命、堅牢性、スキャン機能、携帯オプションを向上させることができます。何を選択しようと、倉庫から店先まで屋内外で使用できる、エレガントな外観を備えたエンタープライズソリューションが得られます。
どのようなハードウェアを選択するかは、ユーザーの接続ニーズによって決まります。屋内では、ET50の802.11a/b/g/n(Windows)と802.11 a/b/g/n/ac/d/h/i(Android)をサポートすることで、既存のWLANとの互換性が確保されます。ユーザーがどこにいようと、ET55は4G LTE対応のため、世界最速のセルラーデータネットワーク上の堅牢なワイヤレス接続を提供します。
8.3インチにするか、10.1インチにするか、業務用途に適した表示領域が得られるディスプレイサイズを選択します。
6.0(Marshmallow)にするか、Windows 10にするか、業務に最適なオペレーティングシステム(OS)を選択します。各ET50/ET55は出荷時にモビリティ拡張機能(Mx)が搭載されます。Mxはモバイルデバイスの制御、アプリケーションアクセス、Wi-Fiの性能とセキュリティを改善することによって、AndroidユーザーのITサポート時間を最小化し、現場の生産性とデバイスの稼働時間を最大化します。
ET50/ET55には、真にエンタープライズクラスのデータキャプチャを期待できます。オプションの高度なイメージングエンジンによって、1Dまたは2Dのバーコードが携帯電話の画面に表示されているか、紙に印刷されているか、破損しているか、ひっかき傷があるか、印刷不良かに関係なく現場で読み取ることができます。このイメージングエンジンはいつでも追加できます。内蔵の8MP背面カメラは、断続的な画像キャプチャ向けに設計されているのに対して、2MP全面カメラはビデオコールに最適です。
ET50/ET55は、日常的なビジネス使用に耐える設計を採用しています。落下させたり飲み物をこぼしたりしても、雨や雪の中、粉塵の多いエリアで使用しても、信頼性の高い連続動作が実現します。Native Damage Resistance™を備えたCorning™ Gorilla™ Glass 3製のディスプレイは、通常であればガラスの損傷を引き起こすようなダメージでも傷が付くことはありません。
ET50/ET55エンタープライズタブレットについての詳細は、www.zebra.com/et5x をご覧ください。
IP65シーリングによって、ホースによる出力全開の放水にも耐え得るわずかな隙間もないデザインを実現。このタブレットの落下耐性は3.2フィート/1mで、これは一般的な製品の約2倍という強靭なものです。
スタンダード構成にはGMS(Googleモバイルサービス)が含まれます。GMSはGmail、GoogleMaps、Google Play Storeなど、内蔵のGoogleアプリケーションを提供します。プロフェッショナル構成はGoogle GMSを搭載せずに出荷されます。サービス接続をすべて排除してシステムプライバシーを維持する一方、Zebraの付加価値機能はそのまま搭載されています。双方の構成において、AOSP(Androidオープンソースプロジェクト)をベースにしています。
現場で好みのデータ入力方式を選択できます。手袋を装着して、または装着しないで指で、あるいは能動的スタイラスを使用して、署名をキャプチャし、写真や電子文書に注釈を付け、スケッチし、メモを取るなどができます。さらにET50/ET55は、ディスプレイが濡れていても、あらゆる入力モードが機能し、容量性タッチエクスペリエンスを次のレベルに引き上げます。
拡張バックでオプションのバッテリを追加するときに、タブレットを停止してパワーを補充する必要はありません。予備バッテリがET50/ET55の内蔵バッテリに充電し続けるからです。内蔵バッテリと異なり、オプションのバッテリはホットスワップ可能です。したがって、ユーザーはバッテリが切れそうになったら、その場でオプションのバッテリを交換すればよいだけです。メリット 拡張バックと組み合わせた場合、最大15,500mAhのバッテリ容量になり(10インチバージョン)、タブレットが終日稼働するので、最大限の投資価値を確保できます。
フレキシブルなOperation Caseにより、ユーザーは「ウェアラブル」オプションを気軽に切り替えて、業務ごとに快適さを追求できます。
拡張バックには回転式ハンドストラップまたは単なるハンドストラップが付属しており、ユーザーは手が自由になることで柔軟性が得られます。メインバッテリカバーを拡張バックに交換するだけで、タブレットにエンタープライズクラスのデータキャプチャ機能を追加できます。拡張バックは適切な場所にはめ込めばよいだけです。最先端のスキャンエンジン、SE4750またはSE4710のどちらかを選択し、一緒に注文してください。どちらのオプションも、両方のタブレットサイズで利用できます。スキャンエンジンの両側に便利なスキャントリガーが2つあるので、左右どちらの手でも、片手で容易にスキャンできます。高堅牢フレーム上のネジ位置を使用して、完ぺきな業務用タブレットソリューションに仕立てるために必要なアクセサリを追加できます。また、あらゆる拡張バックにオプションのバッテリを追加できます。
無停止の生産性をさらに追及するために、車でUSB充電コネクタを使用して、またはバックルームの接続可能な4スロットバッテリ充電器(オプション)を使用して、オプションのバッテリを充電できます。さらに、Zebra独自のShareCradlesを利用すると、同じクレードルでET50/ET55にも、他のZebraモバイルデバイスにも充電できます。これはアクセサリコスト削減のためのアクセサリ戦略です。ShareCradlesはマルチスロット充電のみとマルチスロットイーサネットで利用でき、接続、搭載することによってバックルームのスペースを最大限に生かすことができます。ユーザーは、標準USB充電ケーブル、または強く引っ張ると外れ、タブレットのライフサイクルを保護する高堅牢充電ケーブルを使用して、個々のタブレットを充電できます。車、フォークリフト、壁面、デスクトップ搭載用のクレードル/ホルダーソリューションもあります。小売業者は、キオスクおよび壁面搭載要件をサポートできるドッキングステーションのオプションを高く評価するはずです。各種シングルスロットドックの中には、充電専用ドックもあれば、3つのUSB 3.0ポート、イーサネット接続、およびHDMIポートを提供し、最大限の周辺機器接続が可能なドックもあります。ドックには標準と高堅牢の2種類のスタイルがあり、高堅牢タイプは高堅牢フレームにタブレットが収容されます。
ET50/ET55にはBluetooth対応の任意のスキャナを接続できますが、Zebraではそれ以外に、2種類のエンタープライズクラスのスキャンオプションを用意しています。スタンドアロンのBluetooth CS4070は、ポケットサイズのワイヤレススキャナで、印刷か電子かを問わず、あらゆる表面のあらゆるバーコードで無類のスキャン性能を発揮します。独自の軽量RS507リングスキャナは、在庫管理が必要な小売りの現場や配達員に最適です。
8.3インチまたは10.1インチに高堅牢フレームを追加すればよいだけです。ET50/ET55は耐落下衝撃性能がほぼ2倍であり、配達員、サービス技術者、その他、オフィス以外のユーザー、さらに倉庫、DIYショップ、園芸店などの屋外で働くユーザーに最適です。耐落下衝撃性能は対コンクリートで3.2フィート/1mです。高堅牢フレームを使用すると、耐落下衝撃性能が5.9フィート/1.8mまで上がります。
寸法 | 8.3インチタブレット:9インチ (幅) x 5.9インチ (高さ) x 0.5インチ (奥行き)/ 228mm(幅) x 150mm(高さ) x 12.5mm(奥行き) 10.1インチタブレット:10.6インチ (幅)x 7.1インチ (高さ) x 0.5インチ (奥行き)/ 269mm(高さ) x 181mm(幅) x 12.5mm(奥行き) |
重量 | 8.3インチ:1.2ポンド/555g、10.1インチ:1.55ポンド/750g |
ディスプレイ | 8.3インチ/21cmおよび10.1インチ/25.6cm、1920x1200、 Corning Gorilla Glass、アクティブデジタイザ(10.1インチのみ) 屋外の視認性 |
タッチパネル | 10ポイント容量性マルチタッチ |
バックライト | 周辺光センサー |
キーボードオプション | 仮想、Bluetooth™、USB |
拡張 | アクセサリの追加が容易な内蔵コネクタ |
接続 | ドッキングコネクタ:USB 3.0、HDMI、充電。高堅牢ドックインターフェース。フルサイズのUSB 2.0コネクタ、オーディオジャック3.5mm、μUSB(充電用) |
通知方式 | LEDフラッシュ、バーコードデコード、カメラLEDインジケータ |
オーディオ | ステレオスピーカー、デュアルマイク(1つは正面、もう1つは背面) |
CPU | Windows:Intelクアッドコア1.59GHz(ターボ周波数=2.39GHz)、64ビットOS周波数サポート Android:Intelクアッドコア1.33GHz(ターボ周波数=1.86GHz) |
オペレーティングシステム | Windows 10、Android 6 |
メモリ | Windows:4GB LPDDR3 RAM、64GB eMMC Flash、ユーザーによるアクセス可能なマイクロSDXCカードスロット(標準モデルは最大2TB対応) Android:2GB LPDDR3 RAM、32GB eMMC Flash、ユーザーによるアクセス可能なマイクロSDXCカードスロット(標準モデルは最大2TB対応) |
動作温度 | 32°F~122°F(0°C~50°C) |
保管温度 | -4°F~140°F(-20°C~60°C) |
耐落下衝撃性能 | 標準:高堅牢フレームを使用しないでコンクリート面に3.28フィート/1mの高さから落下後、動作可能 オプションの高堅牢フレーム使用時:MIL-STD-810Gに従って5.9フィート/1.8mの高さからコンクリート面へ落下後、動作可能 |
防水・防塵性能 | IP65 |
振動 | 動作時:不規則振動10~1000Hz、1.9g RMS、軸あたり1時間。 非動作時:不規則振動10~1000Hz、4.1g RMS |
湿度 | 相対湿度10%~90%(結露なきこと) |
バッテリユーザープロファイル | フルシフトに対応できる十分な電力、オプションの二次バッテリで継続的な動作が可能 |
バッテリ | 8.3インチ:5900mAh充電可能リチウムイオン、ユーザー交換可能 10.1インチ:8700mAh充電可能リチウムイオン、ユーザー交換可能 8.3インチまたは10.1インチにオプションのホットスワップ可能3.6V @ 6800mAh(24.4Whr)) 二次バッテリが利用可能 ET50/ET55 |
スキャン | Windows:拡張バックアクセサリを通して利用可能:SE4750またはSE4710内蔵型高性能イメージャ、ハードウェアデコーディング対応 Android:拡張バックアクセサリを通して利用可能:SE4750内蔵型高性能イメージャ、ハードウェアデコーディング対応 |
背面カメラ | 画像キャプチャ:8MPオートフォーカスカメラ(ユーザー制御可能LEDフラッシュ、照明、照準付き)、写真、ビデオ、署名、文書 |
前面カメラ | 2MP 1080pフルHD、ビデオとのビデオ連携と暗い照明に最適化 |
ビデオ | 1080p(フルHD、1920 x 1080)、フレームレート = 30fps |
WLAN | Windows:802.11 a/b/g/n、デュアルバンド2x2 MIMO転送時および受信時 Android:802.11 a/b/g/n/ac/d/h/i、デュアルバンド2x2 MIMO転送時および受信時 |
WWAN | HSPA+付きGlobal LTE 北米:AT&T(HSPA+)付きAT&T LTE 3Gフォールバック、EVDOフォールバック付きVerizon LTE |
WPAN | Windows:クラス2、Bluetooth v4.0 (Bluetooth Smart) Android:クラス2、Bluetooth v4.1 (Bluetooth Smart) |
GPS | 自立運転を犠牲にすることなく、LTO技術を採用したGPSおよびGlonass対応GNSSによるアシストGPS |
NFC | P2P:ISO 18092、リーダー/ライター:ISO 14443 –A-B、MIFARE、FeliCa™、ISO 15693、NFCフォーラムタグタイプ1~4、カードエミュレーション:ISO 14443 –A-B-B’、MIFARE、FeliCa RF、距離は最大3cm |
ジャイロスコープ | 角運動量の保存原則に基づいた方向を維持 |
動作センサー | 動的画面変更および電源管理に関する動作検知用途を可能にする3軸加速度計 |
周辺光センサー | ディスプレイの輝度とキーパッドとディスプレイのバックライトを自動的に調整 |
電子コンパス | 独立型(GPSに依存しない) |
FIPS TAAはオプションのSKUに対応 |
アクセサリの内容:ShareCradles(4スロット)、ドッキングステーション、車載用クレードル、シングルスロット充電クレードル、オプションの4スロットバッテリ充電器、高堅牢フレーム、アクセサリ(スキャナ/ハンドストラップとオプションのバッテリベイまたはハンドストラップとオプションのバッテリベイ)が簡単に追加できる拡張バック、ホルスター、交換用バッテリ、能動的スタイラス、ホルスター、スクリーン保護シート、充電ケーブルなど |
規制情報については次のサイトをご覧ください。 www.zebra.com/et5x |
Zebraのハードウェア保証条項により、材質または製造上の欠陥に対するET50/ET55の保証期間は出荷日から1年間とします。保証条項の全文については、 https://www.zebra.com/warranty |
Zebra OneCareサポートサービス(www.zebra.com/zebraonecare)がデバイスの可用性と生産性を最大限に引き出します。24時間年中無休のテクニカルサポート、デバイス診断、包括保証、高度技術交換、ソフトウェア更新などの特長があります。オプションで可視化サービスもご用意しています。 |
Mobility DNAソリューションは機能性を追加するほか、モバイルデバイスの導入および管理を簡略化することで、モバイルコンピュータの価値を高めます。これらのZebra独自の機能についての詳細は、次のサイトをご覧ください:
Mobility DNAはAndroidでのみ利用可能です。機能はモデルによって異なることがあるため、サポート契約が必要となる場合があります。どのソリューションがサポートされているか確認するには、次のサイトをご覧ください: |
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10/14/2024 HTML