CS60-HCシリーズコンパニオンスキャナ

臨床医のあらゆるワークフローに適応

業界初のコンバーチブルデザインによる投資リスクの最小化

医療現場でカート搭載クレードル、モバイルデバイス、または室内のワークステーションと組み合わせたコードレスのコンパニオンスキャナ、医療検査室のハンズフリー型プレゼンテーションスキャナ、薬局のコード付きハンドヘルド型スキャナのいずれであろうと、CS60-HCにお任せください。

いつでもバッテリとコード付きUSBコンバータを交換するだけで、コード付きスキャンとコードレススキャンを切り替えることができます。オプションのプレゼンテーションスタンドまたはクレードルを追加すると、ハンズフリーモードとハンドヘルドモードが自動的に切り替わります。この比類のない多機能性により、新たなワークフローニーズを満たしたり、別の用途にCS60-HCスキャナを再導入したりすることが容易なので、投資リスクが最小限に抑えられます。

信頼できる実績のあるスキャン性能

高解像度のメガピクセルセンサーとZebra専用のPRZMインテリジェントイメージングテクノロジーにより、CS60-HCは患者用リストバンド、薬剤バイアル、点滴静注バッグ、検体トレイのバーコードを含め、病院でよく使用される様々な種類のバーコードを容易かつ正確に読み取ります。CS60-HCは世界が認めるZebraの品質と信頼性を提供します。

第2プログラマブルボタンで手間をかけずにマルチタスク

第2プログラマブルボタンを使用すると、EMR（電子カルテ）と採血など、2つのホストアプリケーションを即座に切り替えることができます。臨床医はボタンを素早く押すだけで、適切なアプリケーションへ適切な形式と順序でデータを送信できます。

専用の筐体によって細菌の拡散を最大限まで防止

特殊プラスチックとIP65シーリングにより、現在病院で使用されている幅広い強力な消毒剤を使った安全な拭き取りが可能です。さらにモノコック設計、誘導検知タッチボタン、非接触型充電、隙間のないスキャナ表面により、細菌が隠れることのできる場所が排除されます。

病院全域で安全なLED照準を使用可能

かなり見やすくて安全なLED照準を採用したCS60-HCは、レーザー照準の使用が望ましくないNICU（新生児集中治療室）、分娩室、母子ルームで使用できます。また、緑色照準はPTSD（心的外傷後ストレス障害）の発作が発生する可能性を低減します。

振動ナイトモードを含む、フレキシブルなフィードバックモード

環境に最適なフィードバックを選択できます。グッドデコードLED、触覚フィードバック、音色と音量を調節できるビープ音、バーコードを照射するZebraのダイレクトデコードインジケータが利用可能です。ナイトモードでは、トリガを素早く押すだけでビープ音と振動の切り替えができます。臨床医は薬剤バイアルやリストバンドが正しくスキャンされたか即座にわかります。患者の妨げになることはありません。

ワークステーションランプとしても大活躍

スキャナの内蔵ランプは看護師のワークステーションの照明としても使用できるため、オーバーヘッドライトをつけて寝ている患者の邪魔をすることもありません。

最先端の臨床モビリティ

Qi電磁誘導充電

CS60-HCは電磁誘導充電をサポートするので、バッテリ端子の清掃や保守が不要です。¹Zebraの電磁誘導充電ソリューションを使用すれば、最高速度で充電できますが、市販のQiワイヤレス充電パッドもご利用いただけます。

NFCの瞬間的タップツーペア機能

NFC内蔵のCS60-HCは他のデバイスや室内のワークステーションとのペアリングが容易です。ITサポートは不要です。

ポケットサイズとウェアラブルが実現する部屋間のモビリティ

コードレスのCS60-HCはユニフォームのポケットにすっぽり収まります。手にも自然になじむので、スキャンが容易です。CS60-HCにオプションのランヤードやシリコンプロテクターを組み合わせると、シフトの間ずっと安全かつ快適にスキャナを身に着けていることができます。

フルシフトを終えても持続する電源

フル充電したバッテリは18時間、電力を供給するので、臨床医の長時間シフトにも余裕で対応できます。バッテリは簡単に交換できます。特殊な工具は不要です。さらに専用のバッテリゲージがあるので、臨床医にバッテリの交換／充電時期が一目でわかります。

あらゆるワークステーションにフィットするコンパクトなクレードル

プレゼンテーションクレードルはコンパクトな設計で、モバイルであろうと室内であろうと、スペースが非常に限られているワークステーションにきちんと収まるようにできています。

330フィート／100mのエクステンデッドレンジ

CS60-HCはBT 5.0認定デバイスです。クラス1のBluetooth®により、ホストデバイスから最大330フィート／100mの通信性能が得られます。

Bluetoothの妨害を防止するWi-Fi^TMフレンドリーモード

コードレスのCS60-HCスキャナがWi-Fiネットワークと共有していないチャネルでのみ稼働することが保証されます。

ワークフローの中断を最小限に抑える紛失・盗難防止ツール

Zebra Virtual Tetherをご利用いただくと、スキャナが長時間、範囲外に出ていたり、クレードルから外れていたりすると、クレードルとスキャナの両方がユーザーに警告します。また、CS60-HCを見失った場合は、クレードルの呼び出しボタンを押すだけで、所在を突き止めることができます。

多様な充電オプションがある予備バッテリを手元に用意しておく

複数の充電オプションがあれば、スキャナと予備バッテリを充電しておくことが容易なので、24時間連続稼働が可能になります。4スロットのデバイスと4スロットのバッテリ充電器はZebraのShareCradle充電システムに対応するので、バックルーム管理が容易です。シングルスロットのスキャナとバッテリ充電器は、デスク上での使用に最適です。

構成と管理が容易

UDI情報や血液バッグのデータを簡単にキャプチャ

2種類のDataCapture DNAツールにより、医療現場でより多くのデータを即座にキャプチャすることが容易になるので、患者の安全を守り、在庫管理を向上させるうえで役立ちます。UDI Scan+は、医療機器パッケージのUDI（ユニークデバイス識別）情報を自動的に解析して書式設定し、適切なデータを適切なフィールドに格納してアプリケーションに送ります。また、Blood Bag Parse+をご利用いただくと、血液型、献血日、献血場所、有効期限など、各血液バックに必要なあらゆるデータを1回のスキャンでできます。

AutoConfigでワークフローを即座に切り替え可能

ZebraのAutoConfigがワークフローに合わせてCS60-HCを自動的に構成します。たとえば、病室からCS60-HCを持ち出し、設定を変更することなく、薬局、採血、検査室で使用できます。スキャナの設定がクレードルベースに保管されているので、スキャナを別のベースにペアリングするだけで、新しいホストアプリケーションと用途に合わせて自動的に構成されます。

スキャナのあらゆる要素について最新の洞察

リモート診断機能がスキャナ資産情報、稼働状況／統計情報、構成設定値、バーコードデータの記録を自動化し、イベント検証、ブロックチェーントレーサビリティ、パイロットサイトの投資対効果（ROI）生成、トラブルシューティング、予測型の全デバイスに対するトレンド分析に必要な情報を提供します。

物理特性

性能特性

動作環境

無線仕様

バッテリ

バッテリ充電時間（空の状態から）

準拠規格

アクセサリ

シンボルデコード機能⁴

デコード範囲（標準値）³

環境コンプライアンス

保証

推奨サービス

脚注

DataCapture DNA